それは私がバックパッカーとして一人旅で世界一周しようとしていた初日、台湾の空港に到着したときのことです。滑稽に滑り転ぶ人間のどぎつい黄色の看板が私の目に飛び込んできました。この看板見た時は心を見透かされてるのかと思いました。えっ、小心者は足をすくわれる??しかもこちらは初の海外旅行だ。ただでさえ小心者の私が海外旅行だぞ。そらあ、びびってるだろうがよ。そんな私の目の前に無造作に無機質に現れる「小心地滑」のやけに黄色い看板。僕にしか見えてないのかと思ったよ。
今ではみんな見えてるんだと分っていますし、本当の意味(床が滑るから注意)も分っていますが、あの時見た看板の黄色さを忘れることはありません。
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